今回は長年太陽熱温水器を屋根の上にのせており、弊社で撤去したお客様の施工現場となります。
太陽熱温水器の重量は大きさ、容量によりますが水を入れて使用している時で約300kg〜400kg、使わなくなってタンクに水が入っていなくても約100kg〜150kgもあります。
そんな重量物が乗っているだけで屋根に負担がかかっています。
撤去したあとの屋根を確認しますと、劣化が確認できますね。
①施工前
左記の写真にあります屋根はガルバリウム鋼板の屋根になります。
ガルバリウム鋼板屋根はサビに強く、耐久も強い屋根です。
しかし、メンテナンスを怠るとキズがでやすくサビてしまう可能性があります。
そのためサビ止めをしっかり行い、
塗装をすることで屋根の持ちがとてもよくなります。
②洗浄
屋根塗装をする前に高圧洗浄機を使って、
高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、
塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)
剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などをしっかりと落としていきます。
③コーキング
コーキングは接着剤としての役割があります。
建材をしっかりと固定したり、
保護することができます。
防水性や気密性が高くなることで
雨水の侵入を防ぐこともできます!
屋根の強度を高めるために重要な役割となります。
⑥上塗り
中塗りと上塗りでそれぞれ色を変えると、
上塗りが剥がれた際に中塗りの色が見えてしまう事や
色がかわってしまう可能性があります。
なので上塗りは中塗りと同じ色にすることで
耐久性もあがるため色は変えず
上塗りすることは大事な作業になります。
塗装は外観だけではなく、家を作る材料をしっかりと守るという「保護」の役目がとても大きいです。
なので塗装を行う事によって、屋根に使われている材料などの品質を長期間維持する効果があります。
しかし、塗膜による屋根材の保護は永遠に続くわけではなく、
塗料によって5~15年ほどの間になくなってしまいます。
塗装した後でも、メンテナンスは欠かせないですね!
弊社ではお見積り無料です!
ぜひお気軽にお家の困り事ご相談ください。