屋根工事ブログ

2020年10月30日更新

屋根工事の見積り料金が大きく違う理由

料金が分かりにくいという方へ

屋根や外壁の工事費用について、

わかりやすくご説明します。

工事にかかる原材料費
屋根材や塗料、防水材などの原価

屋根材では、同じ葺き替えでもスレート材と金属屋根材では金額が異なります。
それと同じように、塗装では塗料によって費用が変わります。

工事にかかる人件費
職人や、スタッフにかかる費用

基本的に、ご提案も施工も人が関わりますので、その分の人件費がかかります。
施工店はベテランの職人は当然払う給与も高い分、人件費も上がります。

諸費用
交通費や、手数料、廃材処分費等

屋根の葺き替えであれば、既存の屋根材の処分費がかかります。
それ以外にも、工事するスタッフの交通費や材料の運搬費用などの諸経費がかかってきます。

施工店の利益

最後に、発生する経費を抜いた施工店の利益です。
この利益は多ければ施工店はありがたいですが、お客様にとってはご負担になります。

費用が変わる要因

費用が変わる要因

各社見積もりを取るとわかりますが、それぞれ料金は違うと思います。ここで、変わっていはいけないのが、施工面積です。

よくお客様宅に行くと、各社の面積がバラバラなことがよくありますので、きちんと実測で測ってくれる会社さんに依頼しましょう。
また、付帯工事では、各社付帯工事の有無が異なる場合があります。

当社では、今必要な工事と、将来的に必要な工事をご説明します。
最後に施工店の利益幅です。自社施工ではないところは、自社と下請けの両方の利益が加算されるため、総じて高くなります。

いずれにしても、安いほうがいいと思いますが、削ってはいけないものが一つだけあります

それは、人件費です。

下げてはいけないのが人件費です。

正直、人件費はいくらと明記している会社はほとんどなく、工事費用としての記載だと思いますが、
ここで下げてはいけないのが人件費です。
ベテランや優秀な職人には、施工店が相応に報酬を払い、職人たちも自分の技術力で稼いでいるのでプライドがあります。
そこを削ってしまっては、質の高い工事を提供するのは、施工店としても厳しいのが実情です。
また、利益をどこまで設定しているかも重要です。ハウスメーカーは、下請け会社、孫請け会社まで使っているケースもあり、
各社の利益が加算されるため、高くなりがちなのです。
ここでポイントになのは、「飛び込み営業マンを使って営業している会社は、その分の人件費がかかっている」という点です。総じて、飛び込み営業で来る会社の見積もりは高いケースがほとんどですね。

一棟一棟、状況によって費用は異なりますので、詳細についてはお見積り致します。
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