今回は京都市左京区で屋根重ね葺き工事を行いました。
屋根材はスーパーガルテクトを使用しています。
【施工前】
【施工中】
【施工後】
完工しました！！
★屋根の重ね葺き工事（屋根カバー工法）について
重ね葺き工事は、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて葺く工事です。
葺き替え工事に比べて費用を抑えられ、工期も短縮できるため、近年注目されています。
★重ね葺き工事のメリット
・費用を抑えられる
既存の屋根材を撤去しないため、撤去費用や処分費用を削減できます。
・工期が短い
撤去作業がないため、工期を短縮できます。
・断熱性・遮音性が向上する
屋根が二重になることで、断熱性や遮音性が向上します。
・アスベスト対策になる
2004年以前に製造されたスレート屋根にはアスベストが含まれている可能性がありますが、
重ね葺き工事では既存の屋根材を撤去しないため、アスベストの飛散リスクを抑えられます。
★重ね葺き工事のデメリット
・屋根が重くなる
新しい屋根材を重ねるため、屋根が重くなり、建物への負担が増加します。
・屋根の形状によっては施工できない
屋根の形状や劣化状況によっては、重ね葺き工事ができない場合があります。
・雨漏りの原因特定が難しい
万が一雨漏りが発生した場合、原因の特定が難しくなることがあります。
・屋根の通気性が悪くなる場合がある
屋根材によっては通気性が悪くなる場合があるため、屋根材選びは慎重に行う必要があります。
★重ね葺き工事の手順
・現地調査・見積もり
専門業者に現地調査を依頼し、屋根の状態や必要な工事内容を確認してもらいます。
複数業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。
・契約
見積もり内容に納得したら、業者と契約を結びます。
・足場設置
安全に作業を行うために、足場を設置します。
・既存屋根の清掃・下地処理
既存の屋根材の清掃や、劣化部分の補修など、下地処理を行います。
・防水シートの設置
既存の屋根材の上に防水シートを設置します。
・新規屋根材の設置
新しい屋根材を設置します。
・棟板金・雨押さえの設置
棟板金や雨押さえを設置します。
・清掃・完了確認
工事で出たゴミなどを清掃し、仕上がりを確認して工事完了となります。
★重ね葺き工事の費用
重ね葺き工事の費用は、以下の要因によって大きく変動します。
・屋根の面積と形状
屋根の面積が広いほど、また複雑な形状であるほど、費用は高くなります。
・屋根材の種類とグレード
使用する屋根材の種類やグレードによって、価格が異なります。
・下地の状態
劣化が激しい場合、下地処理に手間がかかり、費用が高くなることがあります。
・業者の料金体系
業者によって人件費や諸経費の設定が異なるため、見積もりを比較検討することが重要です。
・足場の費用
屋根の工事は高所作業を伴うため、足場を設置する必要があります。
足場代は15～20万円が相場です。
このため、外壁塗装など、他の足場を使う工事と同時に行うことで費用を抑えることができます。
一般的な費用の目安としては、30坪2階建ての住宅で80万円～200万円程度です。
★重ね葺き工事の注意点
・屋根材選び
屋根の形状や気候条件に合わせて、適切な屋根材を選びましょう。
・下地処理
下地処理が不十分だと、雨漏りの原因になることがあります。
・屋根の重量
重ね葺き工事によって屋根が重くなり、建物への負担が増加するため、事前に建物の耐荷重を確認しましょう。
・近隣への配慮
工事中の騒音や粉塵など、近隣への配慮も忘れずに行いましょう。
重ね葺き工事は、屋根のリフォーム方法の一つであり、
メリットとデメリットを理解した上で、ご自宅の状況に合わせて検討することが大切です。
「台風で屋根が心配」、「気になるところがあるけど、見えなくて分からない」等
ございましたら当社は無料で見させていただきますので一度ご連絡くださいませ。
株式会社イーロックホームでは、
屋根・外壁に限らず、
キッチン、トイレ、水廻り、外構工事、マンションリフォーム等行っております。
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