そのままで大丈夫?
ソーラー温水器(太陽熱温水器)も耐用年数を過ぎると様々な問題が発⽣します。
水漏れやワイヤー、ボルトのゆるみ、タンク内の劣化、落下の不安、使わなくなった温水器の撤去・処分など…太陽熱温水器の耐⽤年数は20年程度。設置された太陽熱温水器は劣化による故障で放置されているのをよく⾒かけます。
今はもう使っていない、古くなって使⽤できなくなった太陽熱温水器や、使⽤していないソーラーパネルをそのまま放置していたら、屋根にどんな影響があるのでしょうか?
-
落下する危険性
屋根の上に20年も乗っていれば、屋根⾯への取り付け部品やワイヤーが経年劣化していることが容易に想定できます。そんな中に地震や台風などがきて、落下事故がおきる危険性があります。
-
屋根の劣化(漆喰、架台等)
太陽熱温水器やソーラーパネルの設置状況によっては、漆喰が雨水にさらされて、雨漏りの原因となったり、架台を固定している箇所から腐⾷、雨水の侵⼊のリスクがあります。
-
地震の際の破損
太陽熱温水器は300kg前後あるものが多く、先に述べた、太陽熱温水器の落下はもちろん、耐震性でも劣ります。(屋根は軽いほど耐震性が⾼くなります)地震の際の影響を最小限にとどめるためにも、撤去をオススメしています。