現場レポート

2022年12月14日更新

平野区で屋根葺き替え工事を行いました。【施工前】~【施工後】

屋根重ね葺き替え工事

今回は屋根重ね葺き替え工事を行いました。

古くなった瓦屋根は、定期的なメンテナンスが必要になってきます。やはり古くなった屋根より葺き替えして新しくなったものは、それほど手をかける必要がありません。屋根材も下地も新しくする葺き替えなら、メンテナンスの回数も少なく済み修繕回数が減らせることは大きなメリットといえます。1回の工事で費用はかかっても、その後の修繕費用がぐっと減るので結果的にコストダウンになりますね!

【施工前】

現状の屋根になります。
瓦はほかの屋根材に比べると重量があり、
耐震性の面で見るとほかの屋根材に劣ります。
瓦自体は丈夫な素材なので耐久性はありますが
古くなってくると瓦屋根のメンテナンスの頻度増えます。
修繕などのランニングコストを考えると
葺き替えをおススメします!

【瓦解体中】

既存の瓦、葺き土、野地板を撤去中です。
※葺き土とは湿式工法の事で、野地板の上に杉の皮などの
下葺き材を敷き、その上に粘土を乗せ、その粘土の接着力で
瓦を固定していく工法です。

【瓦解体後】

瓦をすべて解体完了です。
元々の下地は、長年重さに耐えているため、
傷みが出ている場合が多いです。
その場合は張り替えになりますが、今回は傷みが少ないので
補修し上に新しい合板を重ね張りします。

【下地板張替え】

新しい野地板を張っていきます。
もともとの下地は長年の重量に耐えているので、
劣化していることがほとんどです。
劣化が少ない場合は補修して、上に新しい
野地板を重ねます。今回は新しく張っていきます。
※野地板とは屋根の部位のひとつで、
屋根を支えるための下地の板のことです。

【防水シート貼り付け】

防水シートを貼っていきます。
屋根工事は基本軒先から棟に向かって
工事をしていきます。
そうすることで水が上から流れても
入り込まないようにします。
※ここで防水シートを上から貼っていたりすると、
水が入り込むことがあります。

【完工】

全行程の完了です。
重ね葺きですと、余計な廃材が出ないので
コストを削減できるので、経済的ですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

読んでくださりありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
とってもきれいなお屋根に仕上がっております。

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