今回は大津市で屋根重ね葺き工事を行いました。
【施工前】
【施工中】
【施工後】
完工しました!!
●屋根重ね葺き工事のトラブル事例と原因、対策
屋根重ね葺き工事は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねていく工法ですが、
適切な施工が行われないと様々なトラブルが発生する可能性があります。
ここでは、よくあるトラブル事例とその原因、そして対策について詳しく解説していきます。
1. 雨漏り
(原因)
・下地となる既存の屋根の劣化
ひび割れや腐食などにより、雨水が侵入しやすくなる。
・ルーフィングの施工不良
ルーフィングの重ね合わせが不十分だったり、釘打ちが甘かったりすると、雨水が侵入する。
・谷や棟部分の処理不良
谷や棟部分のシーリングが不十分だったり、隙間が空いていたりすると、雨水が侵入する。
(対策)
施工前に既存の屋根をしっかりと点検し、必要な補修を行う。
ルーフィングは、メーカーの指示どおりに重ねて、しっかりと固定する。
谷や棟部分は、専用の材料や金物を使って丁寧に仕上げる。
2. 風による剥がれ
(原因)
・屋根材の固定が不十分
釘やビスが緩んでいたり、数が足りなかったりすると、強風で屋根材が剥がれてしまう。
・屋根材の選定ミス
風の強い地域で、風圧に弱い屋根材を選んでしまうと、剥がれやすくなる。
(対策)
屋根材をしっかりと固定するために、釘やビスを規定本数以上打ち込む。
風の強い地域では、耐風性の高い屋根材を選ぶ。
3. 下地の腐食
(原因)
・通気不良
屋根裏の湿気がこもり、下地が腐食する。
・既存の屋根の劣化
既存の屋根材が腐食していたり、カビが生えていたりすると、下地の腐食を早める。
(対策)
屋根裏の換気を良くする。
既存の屋根をしっかりと点検し、腐食している部分は補修する。
4. 熱によるトラブル
(原因)
・断熱材の不足
夏場に屋根裏が熱くなり、室内温度が上昇する。
・結露
冬場に屋根裏で結露が発生し、カビや腐食の原因となる。
(対策)
断熱材を適切に施工する。
屋根裏の換気を良くする。
5. 隙間からの雨水の侵入
(原因)
屋根材と壁の隙間、屋根材同士の隙間などが開いていると、雨水が侵入する。
(対策)
シーリング材をしっかりと塗布し、隙間を埋める。
●トラブルを防ぐために
・信頼できる業者を選ぶ
実績があり、評判の良い業者を選ぶことが大切です。
・見積もりを比較する
複数の業者に見積もりを依頼し、内容を比較検討しましょう。
・保証内容を確認する
工事後の保証内容をしっかりと確認しましょう。
・定期的な点検
屋根は定期的に点検を行い、早期にトラブルを発見することが大切です。
●まとめ
屋根重ね葺き工事は、費用を抑えながら屋根のリフォームができる魅力的な工法ですが、
トラブルが発生する可能性もゼロではありません。
トラブルを防ぐためには、信頼できる業者を選び、施工前の調査や準備をしっかりと行うことが重要です。
「台風で屋根が心配」、「気になるところがあるけど、見えなくて分からない」等
ございましたら当社は無料で見させていただきますので一度ご連絡くださいませ。
株式会社イーロックホームでは、
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